執筆時の年齢は40歳。
今のところ自覚する「更年期の症状」はありません。
ただ、わたしの母親が更年期でイライラしていたことは記憶に新しく、事前にどんな症状が出てくるのか、知りたいなと思いました。
今から更年期に対しての心構えを作っておきたい＋記録魔として「最初のサイン」をキャッチしたいとの思いから、一般的に言われている症状や気になるサインを拾えるよう事前にまとめました。
更年期とは？
そもそも「更年期」とは？？となり、調べました。
更年期は閉経の5年前から5年後までの10年間を指します。閉経の年齢は人によって異なり、40歳代前半に迎える人もいれば、50歳代後半になっても迎えない人もいます。
一般的な目安とタイミング
- 初期の症状（プレ更年期・前期）：
40歳前後～50歳前半
※生理不順やちょっとした体調変化が出始める頃 - 本格的な更年期（閉経前後）：
45歳〜55歳頃
※平均的に日本人女性の閉経はおよそ50歳前後です。 - 閉経後（後期・更年期以降）：
50代半ば～60歳以降
※ホルモン変動が落ち着いてくる時期
更年期の主な症状 一覧
※右端の「経験」は私が経験している状態・タイミングです。
| 症状 | 概要 | 備考 | 経験 |
|---|---|---|---|
| ほてり・のぼせ | 顔や首回りに熱感や暑さを感じる | 夜間に酷くなる場合も | 未 |
| 発汗 | 汗が異常に増える | 特に夜間や寝ているときに多い | 未 |
| 睡眠障害 | なかなか寝付かない、夜中に目が覚める | 不眠も含む | 未 |
| 気分の変動 | イライラ、憂うつ、不安 | 急激な感情の揺れも | 未 |
| 頭痛・めまい | 頭の重さやクラっとする感じ | 自律神経の乱れによることも | 2024年時点で割りとよくある。 |
| 関節や筋肉の痛み | 身体の痛みやだるさ | 老化やホルモン変動が影響 | 未 |
| 膣や泌尿器の乾燥・かゆみ | 性交や排尿時の不快感 | 性生活や日常に支障をきたすことも | 未 |
| 肌や髪の変化 | 乾燥やたるみ、髪のハリの低下 | 美容面の悩みも増える | 2024年時点で既に大乾燥 |
| 体重増加・代謝低下 | 太りやすくなった感じ | 食事や運動習慣に関係 | 未 |
・・・・「更年期」というか「老化」だと思っていた症状がすでに2024年時点で2つ当てはまりました。(あれれ‥)
頭痛とめまいは「よろしくないな」と思いつつ食事と運動を気を付ける以外では放置しています。
「乾燥」に関しては、30代後半で『手のしわが目立ってきたなぁ』と丁度感じていました。指先や足先に潤いがなく、肌はこすると痛いし、年を取って水分が保てていないのをひしひしと感じています。
ただし、わたしの保湿は顔も髪も体もオールインワンで済ませています。
湯上りの顔の保湿ケア以外は、「ほとんどなにもしてないに等しい」大雑把ケアです。
あまり知られていない、更年期にみられることもある症状・状態 一覧
| 症状 | 概要 | 備考 | 経験 |
|---|---|---|---|
| 歯茎の 腫れや出血 | ホルモンバランスの変化により歯茎の健康に影響 | 歯医者でのケアも必要な場合も | 2024歯磨き時はたまにあるが？ |
| 味覚や嗅覚の 変化 | 味や匂いの感じ方に変化が生じる | 感覚の鈍りや違和感を感じる人も | 未 |
| 耳の閉塞感 ・耳鳴り | 耳の詰まりや鈴の音がする | 自律神経の乱れと関係 | ※2024年5月～ |
| 胸や背中の 重苦しさ | 圧迫感や違和感 | ストレスやホルモンバランスが関係 | 未 |
| 便秘や下痢の 不規則性 | 腸の動きの乱れ | 食生活やストレスが影響 | 2024なくはない？ |
| 血圧や 心拍の乱れ | 不整脈や血圧変動 | 更年期に伴う自律神経の乱れによることも | 2024なくはない？ |
| 骨密度の 低下による 軽い骨折・歪み | 骨粗しょう症のリスク増加 | 小さな骨折や歪みが生じやすくなる | 未 |
| 口内の乾燥や 舌の荒れ | 唾液の減少による口の乾き | 口腔ケアが重要 | 未 |
| 視力の変化 | 視界がぼやけたり目が疲れやすい | 年齢よりも早く変化を感じることも | 2024目のかすみは気になっている |
常にではないにしろ、「気になる」程度もカウントすると、2024年時点(39歳)でほぼ当てはまりました。(あれれ‥)
特に「耳鳴り」は一時期頻発しており、生活に影響を与えるレベルで気になっていたので「更年期」の症状であるなら安心しました。（ただ私の耳鳴り「鈴の音」じゃなくて「心臓の音」に近いんですけど‥）こちらは改めてどこかで調べます。
更年期の症状が「早く訪れる人・遅く訪れる人」の傾向と特徴
更年期の症状が「早く出る人/遅く出る人」「軽い人/重い人」の特徴などがあれば知りたいと思い、調べた結果、下記のようになりました。
遺伝的な要因で言うと、母親の閉経は一般的だったのと、30代の中盤から健康的な生活には運動以外では気を使っていますので、軽めに出てくれるといいなと祈っています。
症状が早く出る人（早発タイプ）
- 傾向：
- 40歳未満で症状が出始めることもある
- 生理不順やホットフラッシュが比較的早く現れる
- 特徴：
- 遺伝的要素：家族に早く閉経した人がいる場合も
- ストレスや激しい生活習慣：過度なストレスや不規則な生活、睡眠不足
- 喫煙や過度の飲酒：これらはホルモンバランスに影響しやすい
- 早期に閉経リスク高：子宮・卵巣の健康状態や遺伝的要因
ホットフラッシュとは、急に顔や首、胸などがほてって熱く感じる症状。多くの場合、顔や体が一瞬熱くなり、汗をかくこともあります。この「ほてり」は短い時間で収まることが多いですが、頻繁に起こると不快感や睡眠障害につながることもあります。更年期の代表的な症状の一つで、ホルモンの変動（特にエストロゲンの減少）により引き起こされると考えられています。
症状が遅く出る人（遅発タイプ）
- 傾向：
- 50代後半や60歳近くになって症状が出始める
- ゆっくりと症状が進行
- 特徴：
- 健康的な生活習慣：規則正しい食事、適度な運動、十分な休養
- 遺伝的に遅く閉経しやすい：長く卵巣機能が維持される
- ストレスや生活習慣の改善により遅らせることも可能
更年期の症状が「軽い人・重い人」の特徴
症状が軽い人
- 傾向：
- ささいな症状だけで済む
- 日常生活に大きな支障が出ない
- 特徴：
- ホルモンの変動が穏やかまたは適応能力が高い
- 生活習慣が良い（適度な運動、栄養バランス、ストレス管理）
- 精神的に安定しやすい
- 体質によるものも多い
症状が重い人
- 傾向：
- 頻繁にホットフラッシュや不眠が続き、心身に支障をきたす
- 気分の落ち込みやイライラがひどい
- 特徴：
- ホルモン変動が激しいまたは過剰
- ストレスや不規則な生活により症状が悪化
- 精神的な不安定さやうつ傾向も影響する
- 他の疾患（甲状腺や自律神経の乱れ）との併存もあり得る
わたしの母親の更年期の症状
わたしの母親は「体の体温調節」が上手くいかず、常に暑がったり寒がったりしていました。
それこそ、コタツに入っているのに服を脱いだり、かと思えば数分後に「寒い」といって脱いだ服を着直したりです。
体温調節が上手くいかないのと、感情の起伏が大きく、『そんなことで気を荒立てなくても…』と思うような話の流れで、スイッチが入ったりしていました。
私が知っている限りでは、そんな感じですが、もっと本人でも把握しきれないような些細な変化があったかもしれません。
自分もなるべく家族に当たりたくないし、「更年期」を軽くやり過ごしたいと思っていますので、日々の生活習慣に気を付けて、ストレスのない生活を目指します。